日本でも徐々に歯に対する意識が高まりつつありますが
世界で一番歯の本数が多い国は北欧のスウェーデンです。
スウェーデンは最も健康な歯の残存数が多く
予防歯科が最も進んでいる国と言われています。
国民の8割から9割近くが定期的に検診を行っています。
そのため、スウェーデンでの80歳の歯の本数の平均は22~25本と
どの国よりも群を抜いて多く、日本の15~17本と比べてみてもだいぶ高いことが伺えます。
これでも日本はここ最近でだいぶ歯科に対する意識が高まり、残存歯数も増えてきましたが
2000年代では平均10本もいかないくらいでした。
スウェーデンがなぜこれほどまでに歯に対する意識を向けてきたのか、
それは国が国家戦略として予防歯科を推奨しはじめたことがきっかけです。
スウェーデンも1970年代ごろまでは虫歯などで歯を失う人々が多く
早期発見、早期治療を積極的に進めてきていましたが改善は見られませんでした。
そこでイエテボリ大学が予防戦略を提唱し
「治療」ではなく「予防のために歯科に行く」ことを国民に意識づけました。
20歳以下は検診と治療が無料で受けられ、
成人後も手厚い公的な補助が付いており、歯科検診に行きやすい仕組みになっています。
この政策が功を奏して現在では世界から注目されるほどの予防先進国として知られるようになりました。
日本でもスウェーデンを見習い、予防を中心とした動きになってきています。
その結果日本での8020運動では2000年代では達成者が16%ほどだったのが2024年度に61%まで増え
段々と予防先進国に近づいてきています。
まだまだ歯科検診受診率は6割ほどとスウェーデンの9割に遠いですが
私たちも皆さんのお口の健康に寄与できるように
予防の大切さを伝えて、検診率を100%まで伸ばせるように日々の診療に努めていきたいと思います。
ぜひこの機会に歯医者さんから足が遠のいている方は将来の自分への投資と思い
歯科検診をぜひ一度受けてみてください。
シイバ歯科でも随時健診のご予約を承っております。
皆様のご来院、お待ちしております。
シイバ歯科医院