☆乳歯がまだ抜けないのに大人の歯が見えてきてしまった!
☆歯列より後ろに生えてきてしまったけど大丈夫?
☆いつ頃から生え変わるの?
という親御さんからの心配な声をよく耳にします。
初めてのお子さんなら尚更気になりますよね!
今日はお子さんの歯の生え変わりについてお話します。
歯は通常、6歳前後で生え変わります。
永久歯が乳歯の根を吸収しながら上に上がっていき
乳歯がぐらつき、抜けると歯が生え変わります。
乳歯が段々と吸収されていくと乳歯の中身が透明となり
歯茎や血液の色が透過することによって見た目もピンク色に変わります。
この根っこの吸収がうまくいかないといつまでも乳歯が残ってしまうことがあります。
前歯によく見られるのが乳歯よりも後ろに生えてくることです。
これは特に気にする必要はなく後ろから生えてきても
舌に押されて前に移動することが多いです。
また、まだ乳歯が抜けていないのに歯が生えてきてしまうこともあります。
その場合も次第に乳歯がぐらついてくるため様子を見ることがほとんどです。
食事がしづらかったり生活に支障が出てくるようであれば抜歯をすることも可能なので気になる場合はご連絡ください。
乳歯は何もせずとも抜けることがほとんどですが
揺れていても半年以上抜けなかったり、突然抜けてしまったりと個人差があります。
まれに永久歯がなかったり、永久歯があっても位置や過剰歯などの影響で生え変わらないこともあります。
そのような状態を見逃さないように4歳ころから定期的にレントゲンでチェックしましょう!
初めてのお子さんだとわからないことも多いと思いますので
メンテナンスにお越しになる時にでも疑問点があれば随時お聞きください。
シイバ歯科医院