シイバ歯科医院

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お口と骨粗鬆症の関連性について

閉経後の女性や60歳以上の方に起こりやすいのが骨粗鬆症。

痛みや症状はありませんが骨が脆くなっているため

転んだり、ぶつけたりしたときに骨折しやすくなります。

 

骨粗鬆症は骨密度が低下してしまう病気ですが

治療薬や注射で骨密度を上げる事が出来ます。

ただ、それにより薬の副作用でお口の中に影響を及ぼすことがあります。

 

骨は日々、古い骨が壊されて新しい骨がつくられるようにサイクルが出来ています。

骨粗鬆症の薬や注射はそのサイクルを止め、古い骨が壊されないようにして

骨密度を増やしています。

 

ただその結果、古い骨が細菌感染を起こすと

薬の影響で破骨細胞の働きが低下するため、

顎骨壊死を引き起こしてしまうのです。

 

特にお口の中は顎の骨の中に歯が植わっている状態の為

歯周病などで細菌感染が起こると顎の骨にまで到達しやすく

顎骨壊死が起こりやすいのです。

 

また歯周病も骨密度が弱いと進行しやすくもなるため

歯ブラシで血が出たり腫れたりするようなら早めに受診しましょう!

 

骨粗鬆症のかたは事前に歯科医師に服薬、注射の旨を伝えることと

定期的な検診で歯周病にならないようにチェックとクリーニングが必要です。

 

歯周病で歯だけでなく顎の骨まで失わないように

お口のケアを怠らないようにしましょう!

 

シイバ歯科医院